うすいしげおの考え・声を掲載いたします。
ご一読くださり、あなた様のご高説をお聞かせくだされば幸いです。


●少子・高齢化を考える(平成28年3月)

少子化は「子育て政策や環境が欠如しているから」でしょうか?

国勢調査で、始めて日本の総人口が減少に転じたと報道されました。、少子・高齢化という言葉はずいぶん以前から言われてきたことですが、現実の数字で示されたことになりました。このことへの認識やご意見が盛んに叫ばれていますが、少子化は何故起こっているのかを考えてみたいと思います。
マスメディアの論調は、「子育て政策や環境が欠如しているからだ」と表現しますが、果たして全てそれが原因なのでしょうか。私は少なからず疑問を感じています。
それは、政治や行政は相当以前より、子育て支援策に積極的に取り組み、その環境や経済的支援など諸制度を整えてきています。でも少子化は止まる所を知らない。行政がもっとしてくれないから、まだまだ支援が足りないから子どもが生めない、生まれないのでしょうか。
私はその論調は違うと思います。私が考えるのには、多くの理由は「非婚、晩婚・離婚」にあると思います。結婚は確かに本人の自由ですが、将来の生産人口、地域や国家の安定的成長を考えるとき、少子化が更に進行すると日本自体が立ち行かなくなると考えるのは間違いでしょうか。
ぜひ若い人達には結婚を精極的に考えてほしいと願っています。「結婚は意義のある、また楽しいことである」との認識を持っていただきたいと思います。さらに学校の教育でも結婚の価値観など正しく教えることも大切だと思います。選挙権が18才まで引き下げられ、若い方々が日本の未来に積極的に関心をもって参加できるようにもなってきていますので、教育の場でも結婚の意義などを話し合ってほしいと思います。

これまで日本の繁栄を支えてこられた方々に安心の生活を。

日本の高齢化は世界で最も進んでいますが、「人生50年」と言われた時代から、退職年齢でさえ60才65才の今日です。日本の平均寿命は男性が約81才、女性が約87才であり、40年50年の長きにわたり家族を養い、就業に尽してきた先輩たちを尊び、その余生を後輩たちが支えていくことは至極当然なことと私は思います。
今の高齢者は、生涯教育やスポーツに熱心に取り組み、地域活動に勤しみ、周囲の子どもたちを育み守っておられます。その存在は地域づくりに不可欠です。
今後も地域貢献をいただく高齢者や身体に障りのある方々などに、憂いなく過ごしていただくことは、今を担う現役世代の責務でもあると思います。それは順送りのことで、今の高齢者も若いころは、その前の世代を支えてきているわけです。今の日本は高齢者が多く、生産世代が少ないわけですが、今の少子化はさらにその担い手が少なくなることを意味しています。正に国家存亡の危機です。
政府は夫婦当りの出生率を1.8人に高めることを目標として様々な施策を実行しようとしていますが、それに加えて、若い皆さんに結婚を多いに奨め、子どもたちが溢れ、賑やかで活気のある日本社会に再生できるよう願っています。

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